こんにちは!やしろ きのこです。
全く歴史に詳しくないので平将門と聞いて「怨霊の人」くらいのイメージで生きています。
そんな平将門を祀っている神社が九段下にあります。それぼどまでに念が強いなら神様としてのパワーも凄そうだなぁと思いながらもなかなか参拝の機会がありませんでした。が、お正月限定のお守りがあると聞いて早速築土神社を参拝してきました。
限定という言葉に弱いのよ
築土神社について
About Chikudo Shrine
御祭神 -Gods | 主祭神:天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと) 相殿: 平将門公 菅原道真公 |
所在地 -Addres | 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-21 |
電話番号 -Tel | 03-3261-3365 |
最寄り駅 -Nearest station | 東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅」1番出口 徒歩1分 |
社務所 授与時間 -Business Hours | 9:00~17:00頃(不在の時間がある場合があります) 毎年1月1日は0:00~20:00頃迄営業 |
ご利益 -Grace of God | 工事安全 子孫繁栄 武勇長久 勝運向上 学業成就 栄進出世 |
公式HP | 築土神社 |
現在は天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)を主祭神とし、平将門、菅原道真を配祀する。
江戸時代の文献によると、当社内には平将門の首(頭蓋骨や髪の毛)そのものが安置されていたといわれ、数ある将門ゆかりの社寺の中で、将門信仰の象徴的神社となっていた。明治に教部省の指示により将門は相殿に格下げされ、現在は天津彦火邇々杵尊が当社の主祭神となっている。
戦災で当社が焼失するまで、将門の首を納めたという首桶、将門の肖像画(束帯姿)、木造の束帯坐像等が社宝として伝わっていた。昭和20年4月、戦災により社殿とともにそれらは焼失し、現在は一部の写真が残るのみである。
拝殿の装飾や絵馬などには、巴紋のほか平将門に因んだ繋ぎ馬(つなぎうま)の紋が使用されている。これは神社境内にある天水桶(文政元年)の彫刻を模したもので、築土神社の登録商標である(平成23年現在)。
Wikipediaより
平将門って菅原道真の生まれ変わりなんですってよ
※諸説ありというか、確かめようがない
神社の境内 precincts
「九段アイレックスビル」という何やらこじゃれたビルの中にある為、一見わかりづらいですが、坂道の途中に鳥居が見えてきます。
鉄製の明神鳥居です。
ビル名の「アイレックス」とは「モチの木」という意味だそうで鳥居の前にモチの木が植えられています。モチの木は常葉樹なので、一年を通して葉が落ちないことから、縁起が良いとされています。
鳥居の横にいる狛犬さん。(t彫刻家・籠瀬満夫氏作)
強くて豪快そうです。
龍が口から水を出すタイプの手水です。柄杓はありました。
現在千代田区内に現存する狛犬の中では最も古いものだそうです。平成8年に千代田区有形文化財に指定されました。
一見、住吉造,一部に神明造風の構造を取り入れた独特の造りの社殿。
社殿を最初見た時に「平将門だ!」と思いました。
あくまで個人的なイメージですが、社殿の形がまんま平将門(兜をかぶっている姿)でビックリしました。念が強すぎて前面に出てきたのかと。
お正月用の簡易授与所です。お守りをこちらでいただきました。
ご祭神:倉稲魂神(ウガノミタマノカミ)
田安稲荷という名前だったけど、境内にダイダイの木があった→「代々」と同じ音だ→「世継」稲荷になったらしいです。
日本人は言葉を大事にしますな。
狐さんが綺麗な顔立ちをされています。
世継稲荷の鳥居をくぐったところにある手水鉢。水は入っていませんでしたが、意外にも亀などの置物が入っていて飾られていました。
神社の名前を変えてしまうほどの影響力のあった木ですが、現在は恐怖の木と化しています。
実が落ちてきたら怖い!!!
社殿の左側に通路があり裏側に回ることができます。この道は裏門へと続き、北の丸スクエアに行けます。(サラリーマンがさぼっていそうないい感じの広場でした)
社殿の裏には謎の木製の馬がいました。特に説明書きはないので何のための馬なのかは不明です。
社殿の裏側もかっこいいです。円柱の上に建ち、高さがありますね。
祀られている神様たちを見て、天津彦火邇々杵尊の話や菅原道真公の話を聞いて「なんやコイツ」と、あまり良いイメージがなかった上に平将門公って…どれだけ禍々しい神社なのだろうかと思っていたのですが、神社の気自体はそんなことはなくスッキリさっぱりした神社でした。
築土神社のお守り Amulet
築土神社御祭神・平将門公は幼少の頃より文武両道に優れておりました。
お守り台紙より
特に黒馬を縦横無尽に駆使し、民衆の味方として叛乱を収め多くの勝利を手中にしました。
この「勝守」はそんな将門公にあやかった築土神社独自のお守りで、毎年一月一日から十五日迄授与しております。
将門公の御神徳により様々な災いや禍事に遭うこと無く、そして病気や怪我に、受験、就職に、又あらゆる勝負事等に負けないよう今年一年の勝運向上を祈願しましょう。
このシンプルな感じがまたご利益ありそう!!
築土神社まとめ
■怨念は全く感じないスッキリした神社。でも形は平将門で驚いた!
■勝守は正月限定授与(1/1~1/15まで)。病気や怪我・受験・就職・恋愛・ビジネス等の勝ちたいものに!
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