こんにちは!やしろ きのこです。
そこまでメジャーではない神社かもしれませんが、ちょくちょく旅本や駅に置かれているフリーペーパーで見かける謎のフィギュア、紫色のあの子「玉の輿たまちゃん」こちらが以前から気になっていました!念願叶ってやっと参拝することができました。
洲崎神社について
About Susaki Shrine
御祭神 -Gods | 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと) Ichikishimahimenomikoto |
所在地 -Addres | 〒135-0042 東京都江東区木場6-13-13 6-13-13 Kiba, Koto-ku, Tokyo |
電話番号 -Tel | 03-3644-1092 |
最寄り駅 -Nearest station | 東西線「木場駅」1番or2番出口 徒歩2分 |
社務所 授与時間 -Business Hours | |
ご利益 -Grace of God | 玉の輿 立身出世 縁結び |
公式HP | 洲﨑神社【洲﨑弁天】 ※神社庁のHPへ飛びます |
洲崎神社由緒
境内掲示より
当洲崎神社は元弁天社と称し厳島神社の御分霊祭神市杵島比売命を斎祀しております。創立は徳川五大将軍綱吉公の生母桂昌院の守り神として崇敬するところとなり、元禄十三年、江戸城中、紅葉山より此の地に遷して宮居を建立してより代々徳川家の守護神となっていた。当時は海岸にして絶景、殊に弥生の潮時には城下の貴賤袖を連ねて真砂の蛤を捜り楼船を浮べて妓婦の絃歌に興を催すとあり、文人墨客杖を引くという絶佳な所であったという。浮弁天の名の如く海中の島に祀られてありました。
明治五年御由緒により村社に列せられ世間より崇敬厚かった。大正の震災、昭和の戦災に社殿は焼失されたが弘法大師作の御神体は幸にして難を免れ、当時は仮社殿に奉斎して居りましたが昭和四十三年現在の社殿を造営し斎祀して現在に至っております。
「すさき神社」の「さき」は“大”じゃなくて“立”のほうです。
洲崎神社の境内 precincts
赤い鳥居が遠くからも目を引きます。
社号標が書道で使う墨(するやつ)みたいで、なんか好き。
手水は完全に封鎖されていて、近寄れないようにロープが張られていました。
そのかわりに消毒液が置かれています。
吽の方は何か獲物を狙っているような、企んだ顔をしています。対して阿の方はお尻をプリっと突き出してとても人懐っこいように見えます。
晴れた青空に朱色の神社はとても映えますね。彫刻などはあまり多くなく派手すぎないところに奥ゆかしさも感じます。
三鱗が波で囲まれているようなデザインの社紋が描かれた賽銭箱がかわいいです。
於六という女狐を祀る社だそうです。水害でこちらに遷座されたそう。
狛狐さんの目つきが鋭いです。
こちらの狐さんは比較的穏やか。キリッとイケメン風。
昔は境内に池があり、池の中に鎮座していたようですが、池が埋め立てられ、こちらに移されたようです。
寛政三年(一七九一)、深川洲崎一帯に襲来した高潮により、付近の家屋がことごとく流されて多数の死者・行方不明者が出た。
幕府はこの災害を重視し、洲崎弁天社から西方一帯を買い上げて空地とした。その広さは東西二八五間余、南北三〇間余、総坪数五四六七坪余(約一万八千㎡)に及んだ。そして空地の両端の北側地点に、波除碑を二基建立した。建設は寛政六年頃で、当時の碑は地上六尺、角一尺であったという。
現在は二基とも特に平久橋碑は上部約三分の二を失っている。碑文は屋代弘賢と言われているが、二基ともほとんど判読不能である。『東京市史稿』によれば、「葛飾郡永代浦築地 此所寛政三年波あれの時に家流れ人死するもの少からす比後高なみの変はかりかたく流死の難なしといふへからす是によりて西は入船を限り 東ハ吉祥寺前に至るまで 凡長二百八十五間余の所 家屋とり払ひあき地になしをかるゝもの也 寛政甲寅十二月日」と記されていたという。材質は砂岩で、総高は平久橋碑が一三〇・八cm。現在の位置は、旧地点を若干移動しているものと思われる。江戸時代の人々と災害の関係を考える上で重要な資料である。
平成二三年三月 東京都教育委員会
境内掲示より
洲崎神社オリジナルキャラクター「玉の輿たまちゃん」
そして気になっていたキャラクターがこちらです。「玉の輿たまちゃん」!!
2019年に登場したらしいです。比較的新しいですね。
こう言っては失礼ですが、公式HPも無いような神社でこのようなオリジナルキャラクターがいるのは非常に珍しいと思います。
玉の輿たまちゃん
境内掲示より
「由来」
五代将軍・徳川綱吉公の歳暮桂昌院(幼名=お玉)は八百屋の娘から武士の養女・公家出身の尼僧の侍女へ
そして将軍家光の側室にまで上り、立身出世した
事から、桂昌院が「玉の輿」の語源・代名詞となったことが頷けます。
当社は一七〇〇年に桂昌院が建立したのが始まりです。
洲崎神社社務所
手前に黒い球体があるのですが、参拝方法などの説明書きはありません。
だいたい願い事をしながら触る・・・とかだと思うので、とりあえず触っておきました。
インターネットなどで検索してもデザイナーなどの情報が出て来ません。地方のゆるキャラよりもちゃんと丁寧にかわいくデザインされているので、ちゃんとしたところに作成してもらったのだと思います。(予想)
石碑とかでもなく、急にフィギュア感出してきたのが、下町の静かな神社なのに勇気あるなと思いました。
たまちゃんのモチーフはなんだろうかと思いますが、弁財天だから龍でしょうか?尻尾はなんかウナギぽい?矢?謎です。
野菜を持っているのは桂昌院が八百屋の娘だったからなんですね。社紋の入ったポシェットがかわいいですが、八百屋にお買い物に来たみたいになっています。
社務所の中にはこのような置物もありました。
どっちかというと、こちらの方が境内に置くには良いのでは?といらぬ心配をしました。
お守り Amulet
お守りの情報が全く無かったので、こんなにキャラ押ししているのに無いのかなぁと思っていたら、たまちゃんお守りありました!
もし、たまちゃんのお守りがあったら勝手に「玉の輿成就」だろうと思っていたのですが、ご利益は『心願成就』でした。既にお嫁に行った方も安心して受けることができますし、玉の輿に乗りたい方もこちらにお願いすることができますね。
オリジナルキャラクターなのに初穂料500円と良心的です。
このお守りのイラスト見てたらデジ子が浮かんだ私。目がでかいからだけど。
たまちゃんはお守り以外にも絵馬や御朱印にも登場しますよ!
洲崎神社まとめ
■玉の輿たまちゃんというオリジナルキャラクターがいる神社
■玉の輿を狙う、結婚前の女子はこちらへ!逆玉も叶うかもしれないけど、たぶん弁財天は女子に優しい。
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