【ミモザの名所】2023年蔵前神社のミモザの開花状況【東京都/台東区】

こんにちは!やしろ きのこです。
ミモザの季節がやってきました。ミモザというと私の中ではムーミンの小説の中に出てきたような気がする…というくらい洋風の植物で、日本でなじみのない花なのかと思っていました。(ムーミン小説に本当に出てきたか記憶が怪しい上に、ムーミン谷と同じ世界線で生きていいのかはわかりません。)
ここ数年インスタ映えすると話題になり、一気に人気になっている植物ですが、調べると東京ではやっぱり珍しいみたいですね。ふさふさ・もさもさと咲く黄色い花がかわいいですよね。
蔵前神社には立派なミモザが生えており、毎年境内を華やかにしてくれています。普段は静かな神社ですが、この時期はひっきりなしに人が訪れ、賑やかになっています。ミモザの開花時期は一般には3月~4月頃のようですが、蔵前神社の公式HPに開花情報が出ていたため、さっそく参拝してきました。

きのこ

見ていると参拝もせずに一目散にミモザへ。
写真だけ撮っていく人が本当に多いです。

目次

蔵前神社について
About Kuramae Shrine

御祭神 -Gods應神天皇 (おうじんてんのう)
神功皇后 (じんぐうこうごう)
姫  大  神(ひめのおおかみ)
倉 稲 魂 命 (うかのみたまのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
塩 土 翁 命(しおつちのおきなのみこと)
所在地 -Addres〒111-0051
東京都台東区蔵前3‐14‐11
電話番号 -Tel03-3851-0617
最寄り駅 -Nearest station都営大江戸線「蔵前駅」A6番出口 徒歩2分
都営地下鉄浅草線「蔵前駅」A4出口 徒歩2分
社務所 授与時間 -Business Hours9:00〜16:00 ※御朱印は14:00頃まで
ご利益 -Grace of God厄除開運 家内安全 交通安全 商売繁昌 学業成就 安産子育
公式HP蔵前神社
※参拝時間/社務所の授与時間は変更になる場合がありますので、公式HP等でご確認ください。

御由緒について
当社は、徳川第5代将軍綱吉公が元禄6年(1693)8月5日、
山城國(ヤマシロノクニ=京都)男山(オトコヤマ)の石清水八幡宮(イワシミズハチマングウ)を当地に勧請(カンジョウ)したのが始まりです。
以来、江戸城鬼門除の守護神ならびに徳川将軍家祈願所の1社として篤(アツ)く尊崇せられ、御朱印社領200石を寄進せられました。
文政年間(1818~1830)の『御府内備考続編』(ゴフナイビコウゾクヘン)ならびに『寺社書上』(ジシャカキアゲ)には次のように記されています。

❝石清水八幡宮。御朱印社領200石。当社、石清水八幡宮境内、拝領の儀は 元禄6年5月27日、 高野山興山寺上り屋敷拝領つかまつり、同年8月、八幡宮社頭建立の節、御金子300両拝領つかまつり、諸堂建立つかまつり候。其の 節、境内坪数2,271坪6合拝領つかまつり候。
其の後、享保17子年3月28日類焼つかまつり候に付、替地として、元坪の通り、浅草三嶋町に遷し置かれ候ところ、延享元子年3月20日、寺社御奉行大岡 越前守忠相殿、三嶋町の儀、御祈願所に不相応にして、別けても、神前の向、宜しからず候に付、此の度、御上意を以て元地へ引き移し候よう仰せ付けられ候 旨、申し渡され候。❞

すなわち、創建39年後に類焼し、浅草三嶋町に遷(ウツ)されていましたが、その12年後の延享元年4月15日、元地である藏前(八幡町)に還幸しました。当時は神仏習合思想に基づいて、全国の主要な神社には付属して別当寺が建立されていました。そして、当社石清水八幡宮の別当寺としては、雄徳山大護院(オトコヤマダイゴイン=新義真言宗)が営まれ、江戸の「切絵図」にも見られます。

公式HPより

2023年2月 蔵前神社のミモザ

きのこ

公式HPでは2023年2月26日にミモザの開花のお知らせがありました。
私が参拝したのは2月27日です。ふさふさのミモザが見れました

2021年2月 蔵前神社のミモザ

きのこ

こちらは2021年2月23日に撮影したものです。
タイミグが合えば黄色とピンクで彩られた境内が見れます

蔵前神社の境内 precincts

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鳥居 -Torii-
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手水舎 -Chouzuya-
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狛犬 -Komainu-
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社殿 -Main shrine-

屋根に重厚感がありますね。
ミモザは社殿左奥に映えています。

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社務所 -shrine office-

御朱印・お守りはこちらの中で受けることができます。

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元犬像

この元犬像は、浅草は雷門の在住で愛犬家・落語愛好家・庶民文化研究家として世に広く知られております三遊亭あほまろコト工藤裕司株式会社江戸ネット代表からから奉納建立されたもので、
平成22年6月5日(土曜日・友引)、             
藏前神社例大祭初日の佳き日にあたって、建立除幕式が執り行われました。
このブロンズ製の彫刻は同代表と親交の深い東京芸術大学副学長北郷悟教授(当時)の手により制作されました。
この元犬像のモデルとなったのは、三遊亭あほまろさんが飼う4歳(当時)の白い愛犬「ナナ」です。ナナちゃんは、北海道犬です。とても、温厚で人なつこい実に賢い犬であります。

公式HPより
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奉納力持

文化年間後期から文政年間にかけて素人(しろうと)の力持(ちからもち)を称える文化がありました。当社でも力持の技芸を披露する神事が奉納されました。
分けても、その絶頂期を迎えた文政七年(1824)の春に奉納された力持は浮世絵師歌川國安の錦絵にも描かれています。
それが「文政七年之春 御藏前八幡宮ニ於而 奉納力持」(ぶんせいしちねんのはるおくらまえはちまんぐうにおいてほうのうちからもち)であります。 

重複するかも知れませんが、素人の力持は文化後期より流行し、この錦絵が描かれた頃には絶頂期を迎えたように素人の力持を称える<文化>がありました。
上の絵の向かって一番右側に描かれている「大関金藏」は、当時有名な素人の力持で、神田明神下の酒屋・内田屋の金藏と思われます。これらの錦絵は、奉納力持の記念として制作されたものですが、絵のなかに当時の日本酒の銘柄が入った酒樽が描かれている事から、これら3枚の錦絵は、そのまま宣伝用のポスターとして使用されたのではないかとも言われています。
また、この奉納力持が開催された御藏前八幡宮(現・藏前神社、旧・石清水八幡宮)は、勧進大相撲発祥の地であり、天保4年(1833)に本所回向院が定場所となるまでは、回向院・深川八幡と共に勧進大相撲興行が打たれた3大拠点の一つでした。この場所では幾多の名勝負が繰り広げられ、なかでも、天明2年(1782)2月場所では、63連勝の谷風梶之助が小野川喜三郎に敗れた一番は江戸中が大騒ぎとなりました。

公式HPより一部抜粋
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境内社 福徳稲荷神社

御祭神 倉稲魂命
御神徳 商売繁昌、五穀豊穣、家内安全

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鳥居

裏の鳥居。こちらの鳥居は赤色をしています。

蔵前神社まとめ
■立派なミモザが写真スポットに。運が良ければ桜とのコラボも撮れますよ。
■ミモザ以外の季節はゆっくり参拝できます。

この季節に楽しめるお花の咲いている神社はこちら

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