こんにちは!やしろ きのこです。独断と偏見で参拝した神社の感想を書いてます。
今回は新馬場駅からすぐに鎮座する『品川神社』をご紹介します。
大通りに面したところに、立派な鳥居と狛犬・大きな大国様と目を引きます。
神社とは
About
御祭神 -Gods | 天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと) 宇賀之売命(うがのめのみこと) 素盞嗚尊(すさのおのみこと) |
所在地 -Addres | 〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7-15 |
電話番号 -Tel | 03-3474-5575 |
最寄り駅 -Nearest station | 京浜急行「新馬場駅」北口から徒歩1分 |
社務所 授与時間 -Business Hours | 9:00~17:00 |
ご利益 -Grace of God | 海上交通安全・祈願成就・金運アップ |
公式HP | 品川神社 |
今からおよそ800年程前の平安時代末期の文治3年(1187)に、源頼朝公が安房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座 洲崎神社)の天比理乃咩命を当地にお迎えして海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始とします。
やがて、鎌倉時代末期の元応元年(1319)に二階堂道蘊公が「宇賀之売命(お稲荷様)」を、さらに室町時代中期の文明10年(1478)に太田道灌公が「素盞嗚尊(天王様)」をそれぞれお祀りしました。
慶長5年(1600)、徳川家康公が関ヶ原の戦いへ出陣の際に当社へ参拝し戦勝を祈願され、その後、祈願成就の御礼として仮面(天下一嘗の面)・神輿(葵神輿)などを奉納されました。
また、寛永14年(1637)三代将軍徳川家光公により東海寺が建立され当社がその鎮守と定められ、「御修覆所(神社の建物の再建・修復などは全て幕府が賄う)」となり、元禄7年(1694)・嘉永3年(1850)の二度の社殿の焼失の際には時の将軍の命により再建が行われる等、徳川将軍家の庇護を受けました。
時代は明治に移り、同元年(1868)11月には明治天皇様が新都・東京の安寧と国家の繁栄を御祈願されるために、当社を含んだ都内の十の神社を「准勅祭神社」と定められ、御勅使が御参拝になられ御祈願をされました。
大東亜戦争の折は、当社は幸いにして戦火を免れましたが、社殿の老朽化が進み、昭和39年(1964)氏子各位の御協力により現在の社殿が再建されました。
そして、令和2年(2020)に天皇陛下の御即位を奉祝し、「御大典記念事業」として、御社殿の修復を行いました。
公式HPより
神社の境内 precincts
『双龍鳥居」という珍しい鳥居です。都内には三か所にしかなく、高円寺と馬橋稲荷神社と合わせて「東京三鳥居」とも呼ばれているそう。
馬橋稲荷神社の龍には触りながら願い事をすると願いが叶うなんて噂もありますが、こちらは高い位置に龍があるので触るのは無理そうですね。
いい笑顔とたっぷりとしたお腹です。
近くの荏原神社には恵比寿様の像があります。
珍しい銅の狛犬さんです。
手から負傷しがちなんでしょうかね。2つともダメージが激しい。
龍と河童と亀で盛りだくさんの手水舎
左の狛犬さんは近くの荏原神社の狛犬さんと構図が似ているように感じます。
赤色が印象的な社殿です。
かなり大きな鈴が下げられていました。
お守りやご朱印はコチラで。
「天の恵みの霊」をお祀りしているそう。
こちらの狛狐さんめちゃめちゃオシャレです。狐さん型のヘッドのネックレスをしています。
入るのは少し勇気がいりそうですが、トイレもあります。
交通旅行安全守護のぶじかえるの像です。背後に富士塚があります。
銭洗いで金運UP
金運が欲しいかたは是非こちらに!鎌倉まで行かなくても銭洗いができちゃいます。
映えを狙った輩が来そうですが、こちらの階段を下り下社にむかいます。
奉納鳥居について掲示がありましたが、鳥居は1本十万円のようです。
おもっていたより安い…?
階段を下りると下社があります。
「一粒万倍 阿那稲荷社」と書かれており、徳川家康も参拝したとか。
(徳川家の葵の紋が描かれた一粒万倍のお守りは授与所でいただけます。)
中に入ると少し薄暗くて最初は若干怖さを感じました。
17時に扉が閉まるそうですが、外が暗い時間は怖いかも。
左:八百萬神社
中:大國主恵比寿神社
右:天王白龍辨財天社
万物は「天・地・水」の恵みを受け て生成化育し、米は一粒の種より萬倍の稲穂となる。 当稲荷社は「上社」が「天の恵みの霊」を「下社」が「地の恵みの霊」と「御神水」をお祀りする。 家門・家業の繁栄を祈り、印鑑・銭にこの水をそそくが吉。 また、持ち帰りて家・店の入口・ 四隅にそそぎ、清く明るき心を持って暮らし・商売するが吉。 そそぎし銭の一部は門前・北品川の商家にて使用するが吉。
水は白龍の口から出ています。水がたまるところがお金の形をしているのも金運によさそうです。
財布に入っているだけの小銭を洗いました。
そして早速、社務所にてお守りをいただきました。
富士塚に登ろう
品川神社には富士塚もあります。神社によっては決められた日にちだけ登ることができる富士塚もありますが、こちらはいつでも登れる富士塚です。
富士塚は、富士信仰の集団、富士講の人々が、富士山の遥拝場所として、あるいは実際に富士山への登山ができない講員のために造った築山である。 品川神社の富士塚は、明治二年(一八六九)、北品川宿の丸嘉講社の講中三百人によって造られた。神仏分離政策で一時破壊されたが、明治五年に再築し、大正十一年(一九二二)第一京浜国道建設の時現在地に移築された。 江戸後期に盛んだった民間言仰を知る上で、たいせつな文化財である。
境内掲示板より
一の鳥居をくぐり階段を上っている途中にある鳥居から富士塚に行けます。
まずは導きの神様、猿田彦にご挨拶。
このように途中、途中で「○合目」の案内があります。
最初は整備された階段ですが、山になる部分から足場は良いとは言えないので、スニーカーなどの高さの無い靴が安全です。
「あ…何にもないんだ」と思いました
小さな社とかはありませんが、混雑している時はこれくらい広々としたスペースがある方が安心です。
昔、スフィンクスの向いはケンタッキー・フライド・チキンみたいなことをトリビアの泉でやっていましたが、こちらは『向いのドミノピザが印象的だな…』と富士塚に登って思いました。
下りは特に注意が必要です。足場もですが視覚的にもドキドキする感じ。ゆっくりと下りましょう。
神社自体が高いところにあるので、プラスして高さを感じます。鳩森八幡神社の富士塚より怖さある~
お守り Amulet
一粒万倍守と悩んで、ぶじかえる御守をいただきました。
旅行安全のご利益のお守りかと思っていましたが、『幸運が返ってくる』と説明書きがありました。
かえるのイラストが良い。おそ松くんぽい雰囲気あるなぁ。
裏側はオタマジャクシでそれもまたかわいい。
まとめ
品川神社まとめ
富士塚恐怖度★★★★
銭洗いしたい!!度★★★★★★
富士塚は高所恐怖症の方はお気をつけください。個人的には富士塚に登るとスッキリした気持ちになるので、おススメではあります。
私は銭洗いしたお金はガンガン使う派ですが皆さんはどうですか?
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